フィリピン人に習った英語をスリランカで使って見ると

フィリピン英語はスリランカで通じるか?

私の英会話レッスンは、フィリピンのオンライン英会話学校が出来たころの2004年10月頃から始まり、約10年になる。

そのころ、まだスカイプはなく、インターネット会議室を利用した草分け的存在のオンライン英会話スクールだった。

ほぼ毎日受け、10年で約2000時間程度になるかと思う。

全てがフィリピン人講師の英語なので、フィリピン訛りとか、この国の英語は世界で通用するんだろうか、と気になっていた。

幸い、これまでのところ、仕事や、旅行での会話には、そこそこ使えた気がするが、特にイギリスや米国などネイティブの英語圏の人や、欧州など英語を良く使う国の人は、受容範囲が広く理解しようとしてくれるので、日本人の英語でも通じることが多かった気がする。

一方で、スリランカはどうか。

スリランカはイギリスの統治下であったこともあり、英語による教育が普通であり、小学校からなされている。

そのため、多くの人は英語が理解出来るレベルにある。

また、私立学校などは全て英語での授業を行うので、英語は普通にしゃべれるようになっているそうだ。

その英語力で海外の大学に留学したり、海外で職を探したりする人も多い。

スリランカでフィリピン人に習った私の英語が通じるかと言う疑問に対し、下記の結論を得た。

スリランカ人の英語にはスリランカ訛りがあるので、発音がほとんど聞き取れない場合も多い。

しかしながら、海外留学したことのある人や、仕事で海外に行ったことがある人は、訛りが緩和され、聞き取り易くなっていることに気が付く。

スリランカ人の英語を日本人が聞いての話しなので、絶対的なものではないが、この傾向はある。

したがって、私の活動する職業訓練校でも比較的若い人(海外経験がない)の英語は分かり難く、数年の海外経験のある人の英語は聞き取り易い傾向があるのを実感している。

フィリピンの英語はその意味で、比較的国際標準だと言える。

ネイティブの発音とは違うし、ネイティブ並みの会話能力を求めるのは無理だが、世界で通用する共通コミュニケーションの言語として英会話能力を身に付ける目的であれば十分役立つと思われる。

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