リフォーム工事に取り掛かる
1969年建築の我が家は、今年で築45年以上になる。築27年後の1996年に外壁塗装をして以来、18年になり外壁の他、雨戸、玄関・勝手口の扉などの外回りの他、風呂場などもホーロー浴槽の錆が出ており、リフォームが必要な状態となっている。
そこで消費税が上がる前にとリフォーム工事をしようと考えた。
見積は、1月ごろから各工事業者に取り始めたが、仕様を決めるのに時間がかかり、3末での工事完了は難しくなって来た。(現状では不可能となった)
工事は、外構工事、玄関・勝手口・雨戸の改修工事(ドア・雨戸の取替)、浴室改修工事、屋根修理工事、外壁塗装工事の4工事で分けた。
工事業者は、これまで発注したことがある業者以外にインターネットで近辺の工事業者を調べ、見積を依頼。それぞれの工事毎に仕様確認と価格比較を行い、ベストな工事業者を決めることにした。
まず、外構工事は、道路に面した駐車スペースを広げるため、既設ブロック塀を撤去し、その内側に新たにブロック塀を設置、前面に土間コンクリートを打つことにした。
同時にガレージ前のスペースに伸縮扉を設けて、防犯面での対策とした。
駐車スペースを作る
この工事が終わらないと、家の前に工事車両の駐車が出来ないので、まず先に外構工事から入った。
しかしながら、2週間の工事が3週間以上もかかりそうとなり、他の工事は4月にずれ込むことになった。
工事前の玄関先は、新しく道路が拡幅された時、旧道路の一部が敷地内となった。しかしながら、駐車するには1.7m幅しかなく狭い。したがって、ブロックの花壇を解体して600 mm幅を広げ 2.3 mにすることにした。
工事前の様子
工事中
工事業者が水道管を破損
工事中、ショベルカーで工事業者が水道管を破損し大量の水が噴出した。
早速市の水道局に電話を入れ、対応をお願いするも直ぐに来てくれず、1時間後にやっと到着。
穴を掘り広げ配管を接続するのに30分は経った。
これに関わる費用は水道局から工事業者へ直接請求されるので施主側の負担はない。
ただ、気になることが1点有った。それは噴出した水道水が地下に流れて行き、溜まることが無かった。道路下へ流れていった水道水はどこへ行ったのか。
状況から道路下に空洞があり、水の流れる道が出来ているように思える。下水道に流れているのか分からない。
まず、空洞が出来ていることで、水道水の漏水確認をするため、水道局へ調査を依頼した。
水道局は止水栓に聴診器を当て漏れを確認したが、「異常はない」との判断だった。(昔漏れていたのかも知れないが、現状では問題ないとのこと)
次に、下水道の疑いもあることから、市の下水道局に電話を入れ、下水管の漏れ調査を依頼した。
下水マンホールを開け、内部点検をしていたが、内部に土砂の流入痕跡などがないことから、「下水への流れ込みによる空洞発生はない」との見解だった。
下水からの流出による空洞の発生はその水がどこへ行くのかであるが、土砂を伴って流れて行く先には見当が着かない。
下水担当者の話では、「水のみであれば、地下水なり、地下の砂利層なりに浸透することは考えられる」とのことであったが、よく分からない。
したがって、結論的に、「空洞の原因は不明のまま」となった。