退職後の健康保険への加入は?

定年退職後の健康保険は任意継続への加入がいい

退職後は、在職時に加入している健康保険に任意継続で2年間は加入出来る。

この場合、保険料は全額自己負担(在職中は会社と折半)となる。ただし、標準報酬月額により毎月の保険料は変わり、最大(標準報酬月額360,000円以上)月額約30,000円(年360,000円)となっている。(所属する健康保険組合にて異なる)

一方、選択肢としては市の国民健康保険への加入であるが、この場合、基本料金約80,000円プラス前年の所得の11.4%かかるので2,800,000円以上の所得(基礎控除330,000円)であれば、任意継続の方が安くなる。

しかしながら、退職後に収入がなければ(あるいは少なければ)翌年の所得は下がるので国民健康保険の方が安くなる可能性がある。

詳細は各市の料率および扶養家族等により異なるため確認が必要である。

定年退職後は、取りあえず会社の任意継続保険に加入するのが得策だ。
翌年は退職後の所得金額が変わるのでどちらが安いか、再度確認が必要。

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