セカンドライフをボランティアで過ごす

団塊の世代の悩み

私の属する戦後のベビーブーム時代に生まれた世代は、人口が最も多く、団塊の世代と呼ばれている。

生存競争も激しく、学校から社会に出るまで、また会社に入っても定年まで競争競争の日々であった。

それを嫌った一部の人達は早い目に会社を去り、自らの生き方を求めて行った。

一方、私のように定年まで会社にいた人たちは、定年後の人生を楽しく過ごそうと夢を見たものである。

しかしながら、これまでの生活とは一変したリタイヤ後の人生はつまらないもであった。

退職した当初は、旅行を楽しんだり、ゆっくりした毎日を楽しんだりしたが、やがてそれは退屈なものになって行った。

人間には何か目的がないと人生を楽しく過ごせない」と言うのが私の結論である。

海外旅行に行っても、その時は旅を楽しむことが出来るが、帰って来ればまた退屈な日々が戻って来る。

会社に行っている時は毎日やるとこがあり、結果は別として時間が過ぎて行く。

この生活になんの目的があるのかは別として、生活のため、家族を養うためなどの目的がある。

定年後は子供からも手が離れ、生活面でも年金など一定の収入があると生活のためにと言う目的がなくなる。もう働かなくて良いんだと納得してしまう。

それで、余裕の時間を好きなことに費やすのだが、それには目的意識が必要でそれがあるから長続きする秘訣だと思う。

私にとってのその答えがボランティア活動である。

私にとってボランティア活動は無縁のものと言う意識があったが、余裕時間の中で仕事のように強制されず、自らの意思で参加出来、好きなことを極める目的のある活動であると思う。

今回のボランティア活動は、拠点が東南アジアであり、私の求める海外ステイにもピッタリ合い、内容も自分の経験を活かせるものであり、また活動に英語を使うのはチャレンジングで魅力的である。

スリランカへ旅立つ前に思う

いよいよ出発日が9月25日と決定した。昨年の登録以来1年近くになろうとしているが、家のリフォームも終わりタイミング的には丁度良かった。

出発の準備としては、通常と特に変わるものはなく、行ってみてから決めることが多いと思う。何をするのか、どこに住むのか、どれくらいの時間拘束されるのか、など。

基本はボランティアであること、給料をもらって仕事として動くのではなく自主的な活動であること。それでその団体・組織に貢献できれば良い。

自分に出来ること、出来ないことも判断して決めて行く必要がある。

それ以外の時間は、海外ステイを楽しむ時間にする。

スリランカの自然や歴史文化などに触れ、国の持つ魅力全てを満喫したい。

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