オンラインで英会話を学ぶ
ここ数年、オンライン英会話の学校が増えてきている。しかしながら、競争は厳しく生徒の残留率も低いので経営は大変なようだ。
そんな中、世界中の講師から学べると言ううたい文句のDMM英会話は、お得なキャンペーン価格を提示している。
なんと毎日25分のレッスンを受けても月額2,950円である。1日わずか100円足らず。
先生はフィリピン人が多いが、それ以外に米国、英国、カナダなどのネイティブ国をはじめ、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシア、ロシア、ウクライナなど、世界30カ国の国からオンラインで授業を担当している。
私もウクライナ、セルビア・ヘルツェゴビナ、アルメニアなどの先生の授業を受けたが、その国のことを話題にすると面白い授業が受けられる。
英語は何のためにするのか
日本では中学校と高校で英語を学ぶようになっているが、世の中に出て役に立っている人はどれくらいいるのか。
日本に住んでいて、知らなくとも困らない。出来れば話せるようになりたい。こんな状況では英語に力が入らない。
もちろん仕事で必要な人はそれに合った勉強をしているだろうが、一般にはそれほど意欲が高いないであろう。
私の場合も海外旅行で使う程度で日本では全く使うことがない。これで毎日英語を勉強するのはどうだろうか、と思うけど。
しかし、将来英語が必要となった時とか、いざ英語を話さないと行けない時とか、急には能力を身に付けることが出来ないのが英会話。
日頃の努力が求められるのである。その時になって、「あぁ、やっときゃ良かった」と後悔すしても遅い。
毎日コツコツが英会話をはじめ、習い事には不可欠な条件ではないだろうか。
つまり、将来必要になるかも、と思うなら、今からコツコツと続けること。これがポイントである。丁度貯金のようなものかな!
と言うわけで、今でも毎日25分英会話を勉強している。
10年オンライン英会話を続けて来て
最初にフィリピンのオンライン英会話を受けたのが2004年の9月、約10年前、イングリッシュチャンネルと言うオンラインスクールだった。
それ以来、ほぼ毎日25分の授業を受け、300人以上の先生の連絡先がSkypeなどに残っている。授業時間にすれば、1,500時間は行っているだろう。
でも、肝心なのは成果。高校で英語を学んで、大学では英語はほとんどしなくて、会社に入って英会話学校に週二回ほど通った程度のレベルでのスタートだった。
1,500時間と言えば、1日8時間英語圏で生活しているとすると190日程度、1年にも満たない。これでは十分とは言えない。
つまり10年間毎日25分レッスンをしてもその程度だと言うことだ。厳しいね。
でも、10年間で1,500時間の英会話学習は少しは自信に繋がることもある。
今回、ボランティアでメカトロニクスを教えるのに英語でやろうと言う気がしている。
旅行で英語を使う程度で、たいした会話も出来ないが、それを教育の場で?と言う大胆なチャレンジ。
これも10年間やって来たのだから、と言う思いから。
これまで頑張って来た集大成的な意味も込めて、英語での授業をやってみようと思った。
オンライン英会話での授業の受け方
ほとんどのオンライン英会話スクールでは、マンツーマンの個人レッスンを提供している。
レベル分けテストをしているところもあり、定期的に初級レベルから上級レベルまで判定してくれる。
授業内容は、初級レベルでは、主にテキストを使った授業を、中上級レベルになるとWEBサイトでのニュースなどを取り入れたりするが、基本的に生徒の要求による。
私の場合、テキスト、WEBサイトの記事などを使わないことがほとんど。つまりテキストや記事を使うとそれをまず読むことになり、読むだけで10分程度の時間を費やしてしまう。
それよりも、フリートークで何かの話題について話すほうが時間の使い方としてはベター。
ただし、自分でネタを用意した方が、テーマに的を絞った会話となるのでいいが、その場合、先生がそのテーマについての知識がないと深みがなくなるので痛し痒し。
例えば、日本で話題になっているニュースなどを取り上げても先生は知らない場合が多く、その説明や理解までの時間が無駄になる。
いい話題としては、お互いが共通して認識できるもの、例えば食べ物、文化の違い、旅行、家族など。
日常生活の中でちょっとした話題で25分は過ぎてしまう。その中で新しい単語や言い回し(イディオム)などを覚えて行くと良いと思いながらやっている。
とにかく続けることではないだろうか。