VISA取得に時間がかかる
今年1月の面接以来約4ヶ月が過ぎた。その頃VISAの申請を出しているはずなので、遅くとも7月中旬にはVISAが発給されるはず。
現実的な話、期日がはっきりしない中で、待つのは辛い。
スリランカの職業訓練学校で教えること
なにしろ学校が何を希望するのか、生徒が何を期待しているのか、カリキュラムはあるのか、現状ではさっぱり分からない状態なので準備のしようがない。
メカトロニクスの科目をどれくらい細かく分け、どれくらいの期間で、どの程度のゴールにするのか、知ることが出来ればいいのだが。
とりあえずの準備として、下記項目についてレジメでも作っておこうと思う。
- メカトロニクスについて
- 必要な機械工学の知識
- 必要な電子工学の知識
- センサー&アクチュエーター
- コンピュータ
- 製作実習
メカトロニクスについて
言葉の起源
- メカトロ技術の有益性
- メカトロ技術応用製品
- メカトロ技術要素
- 本コースで学ぶこと
必要な機械工学の知識
- 材料力学
- 機械要素とメカニズム
- 機械製図
- 自動制御
必要な電子技術の知識
- 直流と交流
- トランジスタ・ダイオード
- 論理回路
- 集積回路と電子回路
センサ-&アクチュエーター
- 物理センサー
- 化学センサー
- モーター
- 油圧・空圧機器
コンピュータ
- マイクロコンピュータ
- 構成と動作
- インターフェース
- プログラミング
製作実習
- 実習テーマについて
- 実習と発表
日本の技術を教える
日本はメカトロニクス技術(広義のIT技術)が進んでいる。
日本の電気製品、カメラ、電子機器、自動車、ロボット、工場の自動化などいたるところに使われており世界でもトップクラスと言えるだろう。
スリランカで自動化のためメカトロニクスを使うと言えば、失業率が増えると言った心配があるが、日本でもかって自動化反対の意見が多くあった。
現状は外国から人を呼ばないと出来ないほど人材確保に困窮している状況である。
人がする仕事と機械でやれば安全で安定した品質で出来る仕事があるが、そのバランスを上手く取る必要がある。
スリランカでも同様。仕事のための仕事を作りだすのではなく、付加価値を生み出す有望な仕事を作り出すことも重要である。
時間はかかると思うが、将来の発展には欠かせない技術なので、若い人を中心に人材育成に役立つことが出来ればと思う。