このアパートメントを諦めるか
今日、メンテ会社の人と住民と話をした。
このアパートメントはまだ引き渡しが終わっていないので、水道が引けない(許可が降りない)そうだ。
6月末完成予定で、まだ3か月ある。この状態を3か月続けるのは、大変だ。
とにかく蛇口の水が使えないのだから。
住民のリーダー格の人は言う。井戸の水を水質分析に出した結果、問題はなかった。
「蛇口の水を生で飲むのは止め、フィルタリング後、ボイリングすればOKだ」と言う。
彼は若くアメリカ国籍を持っているそうで、仕事は政府の役人らしく中国との交渉役をしていて忙しいらしい。
「問題は虫だよ」と私の方から「水質については日本の基準を満足しているので大丈夫だ。しかし日本では、ほとんど水道の水を飲むことはないので我々が問題としているのは、寄生虫などの虫のことだ」と言った。
すると「タンクの中をチェックする必要がある。直ぐ手配しよう」と言った。
彼は住民なので、100軒分を取りまとめているらしいが、私は借家人、彼は問題が大きくなってもアパートメントの価値が下がると思っているのか、何とか収拾したい様子も見える。
私のほうから「私はテナントなので、ここが住むのにふさわしくないなら、他を探して引っ越しをするしかない」と立場を主張した。
彼らはそれは関係のないことで、「好きにしたら」と言う感じである。
ここで、私が借りているアパートメントのオーナーにもこのことを認識してもらわないと行けない。
彼女の英語が私は良く分からないので、コーディネーターにお願いして電話をしてもらった。
彼女はこのことを知らず、「市の水道が来ているはず」と一点張り。
ともかく、現在の水質が安全で、虫のいると思われるタンクの点検、そして、市水への早期切換えが条件だと考え、タンクの点検を早急にしてもらうことにした。
それから、オーナーを通じていつ市水が繋がるのかを確認し、その日によっては考える必要がある。
また、家探しになるが、ここスリランカでは非常に難しいし、時間がかかる骨の折れる仕事だ。
何しに来たのか良く分からない。