オーナーまで洗脳された。これがスリランカ人の常識!!
いやー、全く意外な展開になって来た。オーナー曰く「ここの300人住んで居るけど、みんな納得して、あなただけが文句を言っているのよ」だって。
ちょっと、待って。みんなスリランカ人でしょ、私は日本人です。
それがまず違います。それと多くの人はオーナーでしょ?契約も違うし、彼らは我慢するしかない。引越しすることが出来ないから。
それとみんなは素人でしょ?私は水処理の技術者でみんなより経験が多い。
ともかく日本人は清潔好きで、その辺の川で水浴びせいているスリランカ人の感覚は日本の50年前の感覚だから、多分未来から来た人になっているんだろう。分かるはずはない。
水の怖さは、即効性と遅行性があり、彼らは即効性しか頭にない。今飲んでいる水が大丈夫だ。私も飲んでいる。僕も飲んでいる。ボイルすれば大丈夫。これで済んでいる。
しかし、それは昔のこと。日本でもあったように水俣病とか、鉱山近くや工場近くで汚染された水を飲んで重金属による被害で苦しんでいる人は今だに多くいる。
彼らはそれを知らない。何度言っても理解をしてくれず、「あなただけが・・・」となっている。
なんとも言いようがない、それは開発途上国では仕方がないのか、私は文句言いのクレーマーになっているようだ。
私の主張は、
1.水道水と思っていた蛇口の水は井戸水だったので、それなら、この水が安全であるかどうかを水質分析(スリランカ飲料水基準でいいから)して、公開して欲しい。
2.水道水切換え工事を月末までに行う予定なら、その工程表を出して、進捗報告をして欲しい。
だけである。
しかし、水質分析にはお金がかかるとか、工事は道路工事申請とか、水道局への申請とかで時間がかかるので、2週間で出来るかどうか分からないとか言っている。(多分ここの工事は2週間は2か月と見た方がいい)
こんな状況で、もう辛抱することも出来ないし、する必要もない。
スリランカにはあきれ返るが、これからもっと注意して行かなければならない。