マイコンから遠ざかって30年
スリランカでのボランティア活動で2年が過ぎ、その後のボランティア先を探していたところ、ミャンマーのボランティア募集があったので申請してみた。
ところが、見事不合格。無茶な応募だったのかも知れない。
と言うのは、その仕事はミャンマーの大学で組込み型のマイコンを教える仕事だった。
組込み型マイコンとは、家電製品とか携帯電話とかに組み込まれているコンピュータ技術のことで、パソコンなどの一般の計算機とは違い、外部の入出力を扱いコントロールするのが主目的。
昔(約30年前)マイコンが出だしたころ夢中になって勉強したことがあり、これなら出来ると申請書にも「昔の経験があるので大丈夫です」と書いて提出した。
不合格の理由は教えてもらえなかったが、よくよく考えて見れば、30年前の技術経験で最先端の技術を教えられないだろうと・・・。
再度マイコンに挑戦するぞー
それで現在の最新のマイコン技術を知るため、WEbで調査。ARDUINO(アルデュイーノと読む)とかが流行っているらしいが、どうもプラモデル的な存在なので敬遠。
他にイチゴジャムとかラズベリーパイなんて言うのもある。
とにかく誰でも簡単にマイコンを楽しめるようにとネーミングから面白くしているみたいだ。
30年前、私が経験していた頃は、8ビットマイコンの時代で、インテル8085、ザイログZ80、モトローラ68000などが有名だったが、その後、16ビット、32ビットを経て64ビットの時代になっている。
マイコンの名前もPIC、H8、AVR、ARM、STM32など数多くのマイコンが世に出ている。(PCに搭載されているインテルなどのCPUはこの範疇に含まれない)
32ビットRISC型マイコン STM-Cortex-M3 を購入
どれを選ぶか迷うのだが、なかでもSTM-Cortex-M3が、32ビットRISC型マイコンとして気に入った。開発環境ソフトもフリーで手に入るのも選択肢の条件だった。
WEBサイトで値段と性能などを調べ、買ったのはSTBeeと言うワンボートマイコン。3000円だった。