まだまだ使えるWindowsマシン
マイクロソフトから、「Windows-XPのサポートを2014年4月9日に終了する」と発表され、それ以降はアンチウィルス対策などの不備が予想されることから、使用することをためらい、LANケーブルを抜いてそのまま放置しているケースも多いのではないかと思う。
私も3年前「もう使えない」と、ハードディスクの内容をバックアップして放置したまま電源も入れたことがなかった。
このパソコンはEpsonのPro3100で、2004年12月に購入し、約10年使用した。
とは言うものの、Windows-XPのサポート終了問題以外に特に問題はなく、スペックも32ビットCPUのPentium 4(3.2GHz)、2GBメモリ、500GBのハードディスクとまだまだ現役でも使えるそうなのに、「本当に勿体無い」と思い、捨てるに捨てられずに来た。
ところが、Microcontrollerに傾注している昨今、Linuxに触れる機会もあり、このパソコンにLinuxをインストールすることを思いついた。
Linuxは無料で使える洗練されたOS
Windowsはマイクロソフトと言う企業が営利目的で開発したOSであるが、Linuxは大学などの機関がオープンソフトの理念に基づき開発を進めてきたOSで使用に関しては無料である。
OS以外にもオフィスをはじめ多くのアプリケーションソフトが無料でインストール出来るのも世界中で普及している理由である。
Linuxは初めて、どのように入れるのか
いろいろ調べて見たが、Linux Mintが一番の人気。
ダウンロードサイトで自分のマシンの性能と推奨スペックを見比べ、これなら使えると判断した。
もちろん64の方がいいのだが、私のパソコンは32ビットなので最終的にはLinux Mint 18 Sarah – Cinnamon (32-bit)を選択した。
ダウンロードサイトは、下記。
Linux Mint 18 “Sarah” – Cinnamon (32-bit)
試行錯誤の面もあったが、最終的にWindows-XPのファイルも残してインストールが出来た。(Windows-XPも起動できるマルチブートとなった)
32ビットの性能で少し重たい感じもするが、アプリを起動した後は、快適に使える。
他のWindows-7パソコンに比べても遜色ないか、それよりもいい感じで使えそうだ。