水漏れで水道料金が46万円の請求が・・・
大変だ!市の水道メーター検針で465,246円の請求書が来た。えぇー!
水道料金の請求書
検針員がピンポンとチャイムを鳴らして知らせてくれた。「どうやら水漏れしているようです」と教えてくれた。実は2~3日前に気が付いて修理をしていたので知っていたが、金額がこんなになっているとは思わなかった。882m3と言うと25mプールの1.4倍分。
早速、市の水道センターへ行って「何とかなりませんか」とお願いした。
水道センターの対応
水道センターでは漏水による水道料金減額措置には一定の条件があるとのことで、屋内漏水はほぼ認められず、屋外でも特に埋設部など見えないヶ所での漏水には減額措置があった。それも漏水量によって細かく分かれているが最大で80%減額される。(つまり20%の負担)
今回の場合、屋外での漏水事故で水道業者からの修理報告も水道センターに行っており最終的には水道料金が20%負担となった。下水道料金は漏水量でなく通常の使用料から計算されるためおおよそ10%の負担で落ち着いた。(と言っても47,000円で年額に等しい)
今後の対策は
水道センターに「気が付かない間に漏水してこんな大金を払いたくない。何か対策はありますか」と聞いてみたが、「水道メーターを見て漏水の確認する以外にありません」との返事。
結局、毎日が無理でも1週間に一回でも水道メーターをチェックすることが必要になる。ちなみに、この漏水チェッカーのようなセンサーはないかと探してみたが、工業用の流量計で検出する程度で設置コストはかなりの金額になる。
自分でもセンサーを色々と考えてみた。
- 水道メーターの回転部を反射型光センサーで検出
- 水道配管の末端に圧力センサーを設け圧力変動を監視
- 水道メーターの音または振動を検出
など。
- は,、センサー自体は安価なものがあるが、水道メーターが屋外にあるため、給電方法(電池でも良いが)、防水方法、などに課題がある。
- は、屋内でセンシング出来るのでメリットは大きいが、漏水時の水圧の挙動が通常時のそれと比べ明確な差異が生じるのかどうか、実験をしてみる必要がある。一度、挑戦してみたいテーマではある。
- は、屋外での設置、音、振動の大きさが検出できるかセンサーなど調査が必要。
結局、時間を見つけて、一度2.の方法を確認してみると言うことにしたい。
悪徳水道修理業者に注意!
最近、「水のトラブルお任せください」と言うキャッチフレーズでマグネットを配布している水道修理業者が多くなっているが、トラブルも増えている。
多いのは、簡易な修理で済むところ「部品交換しなければダメ」などと言って不要な工事を勧めたり、「見積をしてから作業に入るから大丈夫」と安心させて、実際には正確な見積を出さず、修理後に高額な請求するなど悪質で強引なな手口が報告されている。
私の場合も最初このマグネットの電話にかけたが、どうも様子がおかしいと思い、市の水道業者に架けなおして被害を免れた。
知人の家では昨年この被害に遭った。知人は水の出が悪いので水道修理業者に電話をして来てもらったが、結果的にマンホールの取替え工事をはじめ、トイレ一式の取替え工事をする羽目になり、総費用80万円を出費することになった。
更に、工事が終わった段階で、水道配管が錆びているから取替が必要と言って、見積(50万円)を持って来るに至り、私に相談があった。
業者との打合せに私も同席して、「不急の工事は検討して必要なら改めて連絡する」と言って断ったことがある。
水のトラブルが発生したらすること
こんなことにならないよう、水のトラブルが発生したら、あわてずに、下記のことをしよう。
- 漏水など水が止まらない場合は、応急処置として水道メータ部のバルブを閉める。(これで水は止まる。日頃から水道メーターの位置を確認しておこう)
- 原因を調べ簡単な修理で済む場合はホームセンターで部品を買って自分で直す。(パッキンなど)
- 業者に頼む場合、市の水道センターに電話して登録業者を教えてもらう。(地元の指定業者と言うこともありトラブルが少ない)