昨年9月末、楽天モバイルにてスマホデビューをして1年が経ち、最低利用期間1年が過ぎた。このタイミングで次の格安SIMを探していたところ、Biglobeのお得なキャンペーンを見つけたので早速契約した。MNPを利用せずに契約したので、電話番号が変わり、インターネットバンキングなどの登録変更の作業を行った。
楽天モバイル1年の縛りが終わったので格安SIMを探す
昨年NTTドコモから楽天モバイルへ乗換え
昨年9月末、10年の縛りからやっと解放されNTTドコモのガラケーから楽天モバイルに変えた。契約は、端末と通話SIMを2セットで申込んで、端末が2台で約10,000円、月額料金が1台1,250円であった。
格安SIMのキャンペーンを探してみた
楽天モバイルの最低利用期間が1年で、2019年08月末に期限切れとなるのをきっかけに次のキャンペーンを探していた。
当初の計画では、1年後にSMS付きデータSIMに変更する予定でいたが、通話SIMが何かと便利でメリットを感じていたので、「高いけどこの方が良い」と思い、乗換えるにしても、通話SIMにすることで決めていた。
また、キャンペーンでは、通常通話SIM契約が対象で、データSIMは対象外であることが多いこともあった。
金額的な面では、現状の契約が組合せプランで通話SIMベーシックプラン月額基本料1,250円(税別)を超えることは避けたいと考えていた。
Biglobeのキャンペーンに出会う
そうこうしている時、Biglobeの広告に新規契約手数料無料で、最初の6ヶ月が月額400円、次の12ヶ月が月額1,100円となるキャンペーンが目を引いた。それ以降は月額1,600円になる(税抜き)
更に、価格コムでは、同じBiglobeのプランで、新規契約手数料無料で、12ヶ月後15,000円キャッシュバック、18ヵ月後5,000円の計20,000円キャッシュバックと言うキャンペーンが載っていた。
両者を比較すると、Biglobeのキャンペーンは、1,200×6(月)+500×12(月)=13,200円の実質値引きに対し、価格コムでは、あっさり20,000円の値引きで、価格コムにメリットがある。
最低利用期間は、Biglobe12ヶ月に対し、価格コムは最低利用期間は無いが、18ヶ月後のキャッシュバックを受取るため、最低18ヶ月は契約継続しないといけないので、実質18ヶ月となる。
しかしながら、18ヵ月間の平均月額を計算してみると、Biglobeが、
1600 – 13200/18 = 867円に対し、価格コムでは、
1600 – 20000/18 = 489円となり、断然価格込むがお得。
もし、3年間使うとしたら、価格コムなら
1600 – 20000/36 = 1044円となり、現在の月額1,250円よりも月額約200円安くなるのは嬉しい。
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通話SIMを楽天モバイルからBiglobeモバイルに乗換える
早速、Biglobeの通話SIMを価格コムのWEBサイトから申込んだ。SIMは4日後に到着した。
動作確認:端末に取付けインターネット接続を行う
同梱の「BIGLOBEモバイルサポートガイド」にしたがい、スマホのSIMトレーを抜出し、旧SIMを新規契約のSIMに入替えて、電源を入れた。
すると、[APN](アクセスポイント)選択の画面が表示されるので、[BIGLOBEモバイル タイプD]を選択した。これで、インターネット接続が可能となり、LINEなどのアプリを起動してみると正常な動作を確認出来た。
今回、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)をして同じ電話番号を使う予定であったが、申込んだのがキャンペーンの締切日だったため、楽天モバイルのMNP発行が間に合わなかった。
しかしながら、MNPを申込むと更に3,000円の出費。電話番号を変えると3,000円得すると考えれば、どちらを選ぶか?は各人の判断であるが、私は「電話番号を変える」方を選んだ。
MNPを利用しない場合に必要な変更作業
今回契約の通話SIMは、MNPを利用しないので、電話番号や通信事業者の変更にともなう変更作業が出てくるので確認しておきたい。
電話帳にある連絡先に新電話番号を通知する
電話番号が変わると、それまで電話帳に登録していた家族、知人などの連絡先に電話番号を通知する必要がある。
これには、電話や口頭で直接連絡する他、LINEや、SMS(ショートメッセージサービス)を使って知らせる方法がある。
LINEの場合、電話番号を直接入力するか、連絡先から自分の電話番号をコピー&ペーストして送信することが可能である。
SMSの場合、いきなり「電話番号が変わりました」と送っても相手には電話番号の通知のみで「誰から」か分らないので名前を入れておくこと。
インターネットバンキング等における注意点
これまで使用していたスマホアプリの中で認証方法として電話番号やメールアドレスを変更する必要がある。
例えば、SMSでログイン時のセキュリティコードを送信する方式や、スマホのメールアドレスに送られるメール通知パスワードなどがある。
メール通知パスワードを利用の場合
インターネットバンキングのログインや取引の際、メール通知パスワードを利用する銀行がある。
インターネットバンキング利用時、振込み等対象の取引・操作を行う際に、利用者が登録したメールアドレスへ電子メールで送信するパスワードのことで、より厳格な本人確認を行うことが出来る機能である。
その場合、送信先として登録できるメールアドレスが、大手のNTTドコモ、au(KDDI)SoftBank、Y!mobileの他、MVNOでは、mineo.jp(マイネオ)、rakuten.jp(楽天モバイル)、uqmobile.jp(UQモバイル)などに限定されていることがある。
Mobile Virtual Network Operator(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)の略で、「仮想移動体通信事業者」のことを言い、無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者を意味する。
通信サービスの提供には移動体通信事業者(MNO)の卸売を受けたり、仮想移動体サービス提供者(MVNE)の機能を利用したりする。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
今回、楽天モバイルからBIGLOBEへ変わることで、使用していたメール通知パスワードが利用出来なくなった。
SMSでセキュリティコードを受信する
WEBサービスにログインする際、SMSで送られるセキュリティコードを利用するサイトがある。
例えば、Yahoo! JAPANやPayPalなどは、ログイン時にSMSで送信されたログインパスワードを入力する必要がある。この場合、電話番号が変わるとログイン出来なくなり、電話番号の変更も出来なくなるので注意が必要である。
ただし、PayPalでは他の認証方法も用意されているので、事前に他の方法を登録しておくと問題ない。特に、海外からPayPalを使う場合には、日本のSIMカードを無効にしているのでこの対策を取っておきたい。
銀行ワンタイムパスワードアプリの注意点
一部の銀行はNTTデータの提供するワンタイムパスワードアプリ(または、トークンアプリ)を使用しており、そのダウンロードからセットアップにスマホ・携帯電話用のメールアドレスを利用している。
ソフトウェアトークン発行メールの送信先ドメインが決まっており格安スマホの格安SIMを取り扱う会社(MVNO)によっては、利用できなくなる。
ワンタイムパスワードは、60秒ごとに変更される「使い捨てパスワード」のことで、固定のパスワードに比べ安全性が高く、そのパスワードが盗まれたとしても、60秒経過すると無効となるので、悪用されることがない。
変更の必要のない銀行スマホアプリ
上記以外の銀行で、スマホアプリをダウンロードして利用出来る銀行アプリもある。この場合、機種変更をしていないので手続きは不要、継続使用できる。ただし、利用者情報の変更で電話番号を変更しておく必要がある。