家探しの苦労
1昨年より家探しには苦労している。
最初の家は、ボランティア先から提供されたガードマン常駐の敷地の広い大邸宅で、マウントラビーニアの住宅街にあった。
ところが、古いため雨漏り、漏電、ホットウォーター設備など問題が多く、新築のアパートメントに引越しした。
このアパートメントはコロンボ6(ウェラワッタ)にあり、非常に便利なところで快適と思われた。
ところが、蛇口から出て来る水は、水道水でなく、井戸水で、それも分析等をしていない工事用の水であった。
これに対して、何度もオーナーに苦情を言い、建設会社に不満を伝えていたが、「そんな文句を言っているのは日本人のあなただけだ」と言われた。
事実、100軒のアパートメントの内、数軒を除いて、満足していた。
「昔は井戸水を飲んで育った」とか「井戸水は美味しい」とか未だに言っている。
とにかく知識が乏しい。色んな工場排水や、汚染された運河などを見ていると、とても地下水がきれいとは思わない。
それでも分析を要求するとお金がかかるとか、もうすぐ本管から配管されるとか言いながら、ズルズルと半年も引き延ばし、1月に入居して、結局9月の退去まで何も進展しなかった。
その後の追求で、建設会社の申請不手際により水道水が供給できないことが分った。
このため、一時帰国前に退去して、新規に探すことにした。
ついに見つけた新しいアパートメント
で、現在入居しているのがマウントラビーニアの7階建て32軒のアパートメントである。
前に住んでいたところの3分の1のサイズなので、手ごろである。
ジムも完備しており、ある意味快適。
停電の多いスリランカでは自家発電設備が必須
このところ、停電が毎日続いている。どこかの発電所の故障により、地区を4分割して6時間ほどの計画停電を実施している。
スリランカのような後進国ではこのような停電は普通。
大きなホテルやスーパーは発電機を用意しており、問題ないが、小さい店や、信号機、一般家庭では電気が来ない。夜になると街灯などは消え、街の中は真っ暗になる。
このことを思えば、発電機(ジェネレータ)がスタンバイされている住居が必須である。
冷蔵庫はもとより、冷房、ファン、パソコン、インターネットなど通常生活で電気はもう我々日本人には欠かせない。
これは大きなポイントであると思う。