浴室のリフォーム

45年前の浴室をシステムバスに

我が家は築45年、浴室も古さを感じるとともに、タイル張りゆえ冬場の寒さには参っている。

何年か前にも浴室のリフォームを検討したが、そのまま放置。浴室のリフォームでは浴槽の入替えかシステムバスにするかの迷いがあった。

浴槽の入替えでは、既存浴槽(琺瑯製)を撤去、新たに人工大理石の浴槽を入れるが、タイルをはつり、修復することが必要。

それでも約50万円はかかる。一方、システムバスは1216サイズと言って1200mm×1600mmであれば65万円と非常に安い。

しかしながら、1216では現状の室内サイズ(1300mm×1800mm)から大幅に狭くなるため、広いほうが良いと思い、一クラスあげた1317サイズを検討した。

ところが、このサイズにすると100万円となる。

そこで、消費税増税後の4月になってあちらこちらで見積を取って見た。

案の定、3末まで強気だったリフォーム業者は4月になると受注が減るためかなりの値引きをしている。(増税分の3%どころではない)

そして、LIXILの1317タイプを総工事費90万円で決定。

従来浴室の浴槽撤去

従来の浴室はタイル壁にタイルの床、そしてホーロー製の浴槽。冬は特に床が冷たく、ヒートショックが心配される浴室。木部も水に触れる構造のため腐ったり、シロアリ被害にあったりしていた。

タイルの壁と床にホーロー製浴槽の既設浴室ロー製浴槽の既設浴室
タイルの壁と床にホーロー製浴槽の既設浴室

既設浴槽撤去後、土間コンを打つ。

土間コンを打った浴室
土間コンを打った浴室

水周りはシロアリにやられていたり、腐っていることが多い。特に旧浴室の入口は木部が露出していたため被害が大きい。この部分を切り取り補修する。

湿気で脆くなった木部を補習
湿気で脆くなった木部を補習

システムバスを設置し新しくなった浴室

システムバスはLIXIL 1317形で定価は約110万円。これがリフォーム業者には40%で入るらしい。

システムバスの組み立てにはメーカー専属業者が来る。2名で1日で作業は終わる。その後、設備業者が給水給湯配管、電気屋が電機の接続工事を行った。

翌日には風呂には入れるそうだ。

システムバスを新設した浴室
システムバスを新設した浴室

洗面室もドアの部分を補修するのに合わせ、前面クロス張り、フロアの張替えを行った。

壁・床を貼替えた洗面室
壁・床を貼替えた洗面室

かくして、浴室のリフォームは完了。この内容で90万円は安い。

リフォーム工事を安くするには

浴室のリフォームで、システムバスを採用する場合は、リフォーム業者や工務店に相見積を取って比べて見るのが一番。

システムバス工事を多くこなしている業者は、工事金額の半分以上を占める機器をメーカーから安く仕入れることが出来るので工事金額も安く出来る。

今回の工事でも90万円から120万円までの開きがあった。

また、既設撤去後のシロアリ駆除・予防や、追加工事にも注意したい。シロアリは専門業者が安いので別途発注するのも検討する。

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