悪質外壁塗装工事業者について

外壁塗装の売込みのやり方

外壁塗装工事業界は仕事量を確保するため顧客探しに躍起になっている。そしてその手口も段々と悪質になって来ている。

顧客探しの方法は、1.ちらし、2.電話などによる訪問販売、3.インターネットでの広告など。

全体的に見て、良心的な塗装工事業者は皆無と言っていいほど悪質なのが多い。

この家にも飛び込みで2件、電話で3件の売込みがあった。

それ以外には、こちらからインターネットで2件、ちらしで1件、他のリフォーム工事で発注した業者からの2件、合計10件の見積を取り業者の質、金額などを比較してみた。

驚きの手口とは

電話の場合多いのは、「現在実績つくりのため2~3件の顧客を対象に工事費無料、塗料代のみで外壁塗装を行っている」の手口。

こういう業者は決まって最初に会社の説明、塗料の説明を長時間かけて行い、その後適正価格の何倍かの見積を提示してくる。

そして、これが標準工事の見積金額だと言う。塗料代だけでいいとは口実。

塗料代を聞いても、それは仕入れ価格だから言えないなどと言って、結局はその半額~7掛け程度にする値引き戦術だ。

もともと2~3倍の金額提示をしておいて、安く見せかける手法は古い。

大体この手口で来る業者には、「先に見積金額を出してくれ」と言う。

こちらの判断基準があるので平米いくらで出来るかをチェックすれば高いか安いかが直ぐに分かる。

この手の業者は大きく宣伝広告費を使ってあたかも立派な会社であるかごとく見せかけ、塗料も高級な塗料(光触媒とか)を持ってくる。

この業者の名前は、光テックアールイー(RE)だ。

インターネットの例

塗装110番と言うサイトがある。ここは全国規模で外壁塗装業者を紹介して受注時の紹介料を業者からピンハネする商法。外壁塗装業者も30%程度のピンハネがあるので価格を乗せるため非常に高い。

外壁塗装見積比較

インターネット経由での業者紹介では適正価格の1.5倍程度、電話訪問などは2倍から3倍が多い。チラシの業者でも2倍程度の見積だった。

では安いところはと言うと、ホームページも無い電話とクチコミで顧客を開拓している業者があったが、会社へ行ってみると看板も無い。

それでこの見積をリフォーム会社へ見せて交渉すると金額を合わせて来た。

つまりリフォーム業者の取り分を削りその工事業者の見積金額まで下げてきた訳だ。

これぞ適正価格に一番近い金額でいい工事をする秘訣だと考える。

詐欺まがいの外壁塗装業者が多い昨今、このように知恵を出して適正価格の良質な業者を見つけ出す方法もある。参考にして欲しい。

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